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学科 産業関係学科
年度 2014
ゼミ名 三山 雅子
タイトル 日本的雇用システムから自立する ~社会と働き方の変化~
内容  日本の雇用システムは、「終身雇用」、「年功序列」、「企業別組合」が典型的だと考えられてきた。内部労働市場や新卒一括採用もこの雇用システムに組み込まれている。しかし、日本的雇用システムは幻であることが分かった。問題は、幻であったにも関わらず、日本的雇用システムの価値観が継続されていることである。
 次に、現在の労働状況について述べている。格差社会が生まれ、ワーキングプアと呼ばれる人が増加している。非正規雇用者の割合も年々上昇し、貧困層の拡大が止まらない。正社員であっても簡単に貧困層に陥ってしまう。主な要因は、社会保障の薄さや、正規雇用を前提とした日本社会にある。年越し派遣村により、社会全体が雇用・労働問題を認識するようになったが、解決には程遠い。
 一方で、社会は変化し続けている。機械化、IT化、グローバル化、少子高齢化など様々な変化が急激に起きている。それに伴い、私たちの暮らしや働き方も変化してきた。様々な変化が起きているこの社会で、従来の価値観の上に成り立っている働き方だけを考えるのは危険だ。これからの社会は、国や企業だけに頼るのではなく、自ら考え適応していくことが求められる。
講評  結局、昨年と同様のことを書かねばならなくなってしまった。今年も卒業論文は二極化していたと言わざるをえなかった。単に、卒論に一生懸命に取り組んだか否かというだけではない。それまでの大学で10年間の過ごし方の違いが、卒論にすべて集中して表現されていると思われた。結局、大学で学ぶということを、どうとらえるかとういうことについての違いが現れたのだと思う。大学で学ぶことを、これからの自分に関係のない机の上のことと捉えるか---そうであるならば、大学での勉強は単位を取ればよいだけのやり過ごすべきこととなる---、あ    !#&')*,-.01234
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キーワード1 雇用
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キーワード4 働き方
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