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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 三山 雅子 |
タイトル | 日本の大卒労働市場の変遷~若者の就職難の原因はどこにあるのか~ |
内容 | 日本の大卒就職内定率は3年連続の上昇で、就職環境は上向き状態であるが、就職活動をしても内定を得ることができない学生が多くいることも事実である。ではなぜこのようなことが起こるのか。景気が良くなってきているにも関わらず、企業から内定を貰えないという事を考えると、学生自身に何か問題があるように考えられるが、それだけではない。日本の大卒労働市場の変遷が大きく関わっているのである。 企業の求人倍率の低下や、就職─採用活動の早期化・長期化・厳選化・煩雑化および企業と学生の間での情報や認識のギャップの強まり、自己分析が学生にもたらす過度のプレッシャーなどがある。また、採用基準の拡張や境界変動といった学生個人の能力とは全く別次元の部分で合否が決まるという現象も起きている。このように学生の就職活動を阻む様々な出来事が、大卒労働市場の変遷と共に現れたのである。 就職活動がうまくいかない原因を「学生個人の問題」や「日本社会の問題」といったように、どちらか片方に決めつけることは難しいが、どちらも改善していく部分はあるはずである。 |
講評 | 結局、昨年と同様のことを書かねばならなくなってしまった。今年も卒業論文は二極化していたと言わざるをえなかった。単に、卒論に一生懸命に取り組んだか否かというだけではない。それまでの大学で14年間の過ごし方の違いが、卒論にすべて集中して表現されていると思われた。結局、大学で学ぶということを、どうとらえるかとういうことについての違いが現れたのだと思う。大学で学ぶことを、これからの自分に関係のない机の上のことと捉えるか---そうであるならば、大学での勉強は単位を取ればよいだけのやり過ごすべきこととなる---、あ !#&')*,-.01234 #$%'()+,/012678>@ACFGIJLMNPQRST |
キーワード1 | 大卒労働市場 |
キーワード2 | 就職難 |
キーワード3 | 就職─採用活動 |
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