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学科 | メディア学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 渡辺 武達 |
タイトル | メディアの存在意義~メディアがもたらす、これからの京都~ |
内容 | 本論文では私たちが日常生活において、接する機会の多いメディアが伝える「京都」と京都が伝えたい、知ってほしい「京都」を研究し、その研究結果をもとに、京都のためにメディアができることについて考察した。具体的な研究方法としては、キー局や準キー局が放送するテレビ番組やNHK、映画、大手旅行会社のパンフレットなど、私たちが日常生活において、接する機会の多いメディアとローカル局が放送する番組や市が運営するホームページなどのメディアによる、「京都」のメディアイメージの違いの有無や違う点について分析した。 その結果、私たちが日常生活において、接する機会の多いメディアとローカル局が放送する番組や市が運営するホームページなどのメディアには、情報の違いがあることが分かった。「京都」自身が知ってほしい、「京都」の多くは、ローカル局が放送する番組や市が運営するホームページなどのメディアにより発信されているがそれらはあまり市民レベルにまで達していない。私たちが日常生活において、接する機会の多いメディアで発信し、新たな京都の魅力を伝えることが、京都のためにできることであるという結論に達した。 |
講評 | 筆者は京都生まれの京都育ちである。大学で学びはじめてから多くの京都以外の出身者と交わった経験から京都市役所や京都のメディアがはたして京都の市民生活を含めた総体的な京都情報を発信できているかどうかに疑問をもつようになった。そうした立場と関心から書かれた本論は京都市民が日常生活における対外発信を強め、市民レベルの相互理解を深めていくことでしか実態としての京都文化は正しくつたえられないという結論に達した。それが京都に住む者の責任であるという指摘は説得的で、メディア学科卒業論文として望ましいものである。 |
キーワード1 | 観光 |
キーワード2 | 京都 |
キーワード3 | 存在意義 |
キーワード4 | メディア |
キーワード5 | メディアイメージ |
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