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学科 | メディア学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 渡辺 武達 |
タイトル | 「サイネージ・クリエイター」を考える~未来のデジタルサイネージを担う新たな形~ |
内容 | 私たちの生活に欠かせないものになったデジタルサイネージについては、急速に進む技術発展の裏側で、周辺環境が追い付いていないという現状がある。この現象は様々な分野に横断的に存在しており、その設置には多様な分野の知識が必要とされる。また周辺環境を妨害しないという配慮もしなければならない。そうした仕事をやりとげるには優秀な「サイネージ・クリエイター」と呼ばれる人材が必要だが、その職責の実態と定義も日々変化している。筆者はデジタルサイネージとはどのようなものか、そしてなぜこれほどまで急速に普及したのかについて既存のアナログメディアと比較検討し、その上でデジタルサイネージが持つ可能性と課題について検証した。そして、今後存在が不可欠となるであろう「サイネージ・クリエイター」職に必要な要素を、実際の設置例として成功しているケースを取り上げ考察した。その結果、・街の情報基盤の把握、・効果的な情報提示を行うこと、・最新鋭の技術の把握に努めることが必要であるという結論に達した。 |
講評 | 学生たちのメディア・コミュニケーション論の対象でもっとも多いのがデジタル化現象にかかわるものであり、その最前線の職業技術者が「サイネージ・クリエイター」と呼ばれる人たちである。この分野はあまりにも変化が激しく、一年たてば以前の痕跡さえ残らないといった激変状況でのビジネス展開が進行している。筆者はそうした現状を押さえたうえで、デジタル社会がどのようにしたら普通の市民生活のプラスになるかという視点から、広い意味での公共広告性をもつ「サイネージ」について考察し、そのあるべき姿と方向性を提言した。メディア学科卒業論文として評価できるものである。 |
キーワード1 | インタラクティブサイネージ |
キーワード2 | 広告 |
キーワード3 | サイネージ・クリエイター |
キーワード4 | デジタルサイネージ |
キーワード5 | |
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