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学科 | メディア学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 小黒 純 |
タイトル | 日本の新聞における韓国報道の実態 |
内容 | 日本の非営利組織である言論NPOと韓国の研究機関である東アジア研究院(EAI)が2014年に実施した第2回日韓共同世論調査によると、日韓国民間の感情対立の背景には両国のメディア報道が大きく関わっているという調査結果が出た。このことからメディア報道の実態を調査することは、今後の日韓関係を考えていく上でも必要なことだと言える。しかし、日本の新聞(朝日新聞・毎日新聞・読売新聞)における韓国の報道には偏りがあることが分かった。そこで、相手国のイメージ形成をメディア報道に依存するのではなく、メディア報道に左右されない体質をつくっていく必要があると考える。そのためには、韓国と直接交流のチャネルを持ち、市民レベルの地道な交流を続けていくことが、日韓関係改善の一番の近道であると言える。 |
講評 | 今年度は過去最大の20人を超えるゼミとなった。春学期が終わる7月下旬、「夏休み中に半分以上済ませ、12月上旬には全員が完成させ、卒業旅行の計画でも立てるがよい」と笑顔で見送った。各自が選んだテーマだし、それぞれが前進させることができるだろうと疑わなかった。 しかし、まったくエンジンがかからなかったようだ。就職活動が終わっていないなど、さまざまな理由が挙げられるが、例年以上に進行が遅い。11月には初めての「卒論合宿」を2泊3日で敢行、12月にも2度の日帰り合宿を行った。オレンジ色のフリクション・ボールを何本消費しただろうか。受講生に返送した添削後のペーパーは高さ20センチ以上に。 かくして、ようやくクリスマスイブの提出日に全員が間に合った。卒業論文を書く側だけでなく、指導する側も断崖絶壁に立たされたが、辛くも乗り切ることができた。結果的には、全員が一定水準を超える論文を書き上げることができた。 「大変だったが、達成感を味わった」という感想が届く。卒業論文が修練の機会となったならば、最高の大学生活を送ったことになる。全員が大きく成長したと信じている。 完成までの過程では、テーマ選びから研究対象や研究方法の検討、さらには研究結果のまとめ方まで、それぞれの場面で、難問をぶつけてもらった。どのように指導すればよいのか、例年以上に新たな挑戦の機会を得た。感謝したいのはこちらの方である。お疲れさま、そして、ありがとう。 |
キーワード1 | 日韓関係 |
キーワード2 | 新聞 |
キーワード3 | 社説 |
キーワード4 | 論調 |
キーワード5 | |
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