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学科 | メディア学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 小黒 純 |
タイトル | 自治体広報紙の内容分析 ~和歌山県、廿日市市、岐阜市を事例に~ |
内容 | 本稿の目的は、自治体がどのように広報紙を作成すれば、住民に対し効果的な広報ができるかを説明することにある。そのため、全国広報コンクールにおいて受賞歴のある、和歌山県、廿日市市の広報紙と、過去10年間で同コンクールにおいて未受賞の岐阜市の広報紙を分析し、比較した。 優秀な広報紙は、内容・レイアウト両方において様々な工夫がされている。住民の関心をうまく引くような写真やキャッチコピー、データを用いて、分かりやすい紙面づくりを行っているほか、住民とのコミュニケーションも重視している。一方で、問題のある広報紙は、レイアウト面に大きな課題があるなど、多くの改善すべき点が見受けられる。 また、広報紙の内容を決定するにあたり、自治体として提供しなければならない情報と、住民の欲している情報のバランスをうまくとる必要がある。自治体は、常に住民とのコミュニケーションを重視し、よりよい紙面づくりを目指す必要がある。 |
講評 | 今年度は過去最大の20人を超えるゼミとなった。春学期が終わる7月下旬、「夏休み中に半分以上済ませ、12月上旬には全員が完成させ、卒業旅行の計画でも立てるがよい」と笑顔で見送った。各自が選んだテーマだし、それぞれが前進させることができるだろうと疑わなかった。 しかし、まったくエンジンがかからなかったようだ。就職活動が終わっていないなど、さまざまな理由が挙げられるが、例年以上に進行が遅い。11月には初めての「卒論合宿」を2泊3日で敢行、12月にも2度の日帰り合宿を行った。オレンジ色のフリクション・ボールを何本消費しただろうか。受講生に返送した添削後のペーパーは高さ20センチ以上に。 かくして、ようやくクリスマスイブの提出日に全員が間に合った。卒業論文を書く側だけでなく、指導する側も断崖絶壁に立たされたが、辛くも乗り切ることができた。結果的には、全員が一定水準を超える論文を書き上げることができた。 「大変だったが、達成感を味わった」という感想が届く。卒業論文が修練の機会となったならば、最高の大学生活を送ったことになる。全員が大きく成長したと信じている。 完成までの過程では、テーマ選びから研究対象や研究方法の検討、さらには研究結果のまとめ方まで、それぞれの場面で、難問をぶつけてもらった。どのように指導すればよいのか、例年以上に新たな挑戦の機会を得た。感謝したいのはこちらの方である。お疲れさま、そして、ありがとう。 |
キーワード1 | 広報誌 |
キーワード2 | 自治体 |
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