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学科 | メディア学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 小黒 純 |
タイトル | テレビアニメーション規制 -「PSYCHOPASS サイコパス 新編集版」と「東京喰種」を事例として |
内容 | 本稿は放送局側が、テレビアニメーションに登場する残虐性の高いシーンに、自主規制を必要とする表現に基準が存在するのかを明らかにすることを目的としている。残虐性の高いシーンを自主規制により映像加工している 2作品を比較することで考察する。自主規制が必要とされているシーンは、殺害シーンや身体を切断するシーンでのみあった。この2つのシーンは映像の加工により、殺害方法や切断方法が分からないように規制されていた。このことから、殺害シーンや身体が切断するシーン以外の表現に関しては、放送局側が規制するかどうか自由に判断していることが明らかになった。 |
講評 | 今年度は過去最大の20人を超えるゼミとなった。春学期が終わる7月下旬、「夏休み中に半分以上済ませ、12月上旬には全員が完成させ、卒業旅行の計画でも立てるがよい」と笑顔で見送った。各自が選んだテーマだし、それぞれが前進させることができるだろうと疑わなかった。 しかし、まったくエンジンがかからなかったようだ。就職活動が終わっていないなど、さまざまな理由が挙げられるが、例年以上に進行が遅い。11月には初めての「卒論合宿」を2泊3日で敢行、12月にも2度の日帰り合宿を行った。オレンジ色のフリクション・ボールを何本消費しただろうか。受講生に返送した添削後のペーパーは高さ20センチ以上に。 かくして、ようやくクリスマスイブの提出日に全員が間に合った。卒業論文を書く側だけでなく、指導する側も断崖絶壁に立たされたが、辛くも乗り切ることができた。結果的には、全員が一定水準を超える論文を書き上げることができた。 「大変だったが、達成感を味わった」という感想が届く。卒業論文が修練の機会となったならば、最高の大学生活を送ったことになる。全員が大きく成長したと信じている。 完成までの過程では、テーマ選びから研究対象や研究方法の検討、さらには研究結果のまとめ方まで、それぞれの場面で、難問をぶつけてもらった。どのように指導すればよいのか、例年以上に新たな挑戦の機会を得た。感謝したいのはこちらの方である。お疲れさま、そして、ありがとう。 |
キーワード1 | テレビアニメーション |
キーワード2 | 自主規制 |
キーワード3 | 暴力表現 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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