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学科 教育文化学科
年度 2014
ゼミ名 井上 智義
タイトル 「過去の成功体験に対する現在の捉え方」
内容 本研究の目的は、過去の印象に残っている成功体験を現在どのように捉えているのかについて明らかにすることである。大学生102名を対象に質問紙調査が実施された。その結果、小中学生や高校生よりも大学生の時の成功体験の方が、挑戦意識が芽生えやすく、その体験を思い返すことも多く、就職活動に役に立つということが明らかにされた。また自発的な成功体験は就職活動に役立ち、逆に外発的な成功体験は多少のコンプレックスを感じやすいという結果が得られた。質問紙調査の対象者の中から19名を抽出し、インタビュー調査を実施することにより、より詳細な情報が得られた。その結果からは、成功体験に関して親の態度は肯定的であったことなどが示された。また、自分なりに成功についての定義が求められると、自分自身の成功体験を抽象化したような意見が多く、全体的に成功体験がその人自身にプラスの影響を与えていることが明らかになった。
講評 今年度の私のゼミの卒論テーマは、各個人が比較的好きなテーマを選択して、心理学的な調査により、それぞれの関心のある内容について取り組んだものと認識しています。ある人は2年かけて同じテーマで研究を掘り下げました。また、複数の人たちが、長時間かけてのインタビューを実施して、事前に予想ができなかった内容についても、調査対象者から聴きだすことができました。調査研究から明らかにされたことを見てみると、私自身が興味深く思える内容が少なくありませんでした。大半の論文は、長時間かけて先行研究をまとめ、周到な準備をして調査をおこない、心理学論文の体裁を整えています。大学院に進んで研究をつづけたら、きっと良い研究が継続できるのにと感じたケースも複数あります。片手間で書きあげた人は皆無だと思いますが、それぞれ個人の努力には、相当違いがみられました。頑張った人は、満足のいく成果と充実感を味わっているものと推測しています。
キーワード1 成功体験
キーワード2 大学生
キーワード3 質問紙調査
キーワード4 インタビュー調査
キーワード5  
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