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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 「吉田松陰の教育史的研究」―学問観・教育観・死生観を中心に― |
内容 | 今回、卒業論文で吉田松陰を取り上げたのは、外国の侵略という間近に迫った脅威に対し、いかに対処するかを迫られていた幕末という困難な時代に生き、どのように自身の思想を形成し、行動に移したのかを知ることで、複雑な現代社会を生きる私たちが、松陰から学ぶ事が大いにあるのではないかと考えたためである。特に、彼の学問観と教育観、そして死生観は松陰の死後一五〇年余りを経た現代にあっても少しも瑞々しさを失っていない。とりわけ松下村塾での松陰の教育は、現代の学校教育のあり方を考える上で取り入れるべきところが多々あると私は考える。また、彼の死生観は現代に生きる私たちにも深い感銘を与えるものである。 時を経るごとに立ち現れる課題や困難にいかに対処するかを常に考え、実行に移した松陰の「誠」から発する思想と教育について研究する事で、今後の日本の教育を考える上で微力ながら貢献したいと願うとともに、自身の今後の人生の糧としたい。 |
講評 | 吉田松陰関連の文献をよく読みこなし、松陰に学ぶという態度が明瞭に出た論文でした。もう少しテーマ を絞って纏めれば論文の独創性が鮮明に出たでしょ う。 |
キーワード1 | 至誠 |
キーワード2 | 大義 |
キーワード3 | 愛国心 |
キーワード4 | 忠義 |
キーワード5 | よく生きるための学問 |
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