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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 緒方洪庵の人間形成と学問ー教育者・医師としてー |
内容 | 緒方洪庵は教育者・蘭学者・医師として日本で活躍した人物である。幼い頃洪庵は、父と同じ武士を目指していたが、病弱なため諦めることとなる。そしてコレラで人が死ぬところを目の当たりにしたことがきっかけで、人を助けたいと思う気持ちが芽生え医師を目指した。ここから洪庵の修業は始まり、大坂・江戸・長崎に渡り学問に励んだ。この修業により洪庵は、人としての基盤や西洋医学の知識が深められた。また蘭学だけでなく、他の科目も学んだことで多方面から物事を理解できる人間になっていくと考えられる。現在の大阪大学の前身は洪庵が開いた適々斎塾である。適塾では自らの意志で学ぶ自学主義と、実力によって待遇が反映される能力主義が徹底されていた。適塾では「教育者」としての洪庵の様子が窺える。また現在も医の倫理として活用されている洪庵の学問的功績や、数多くの命を救った天然痘治療など「蘭学者・医師」としての洪庵も垣間見える。 |
講評 | 基本文献にあたり、しっかりと読みこなしていました。緒方洪庵の武士としての意識と適塾の教育精神を中心に考察して纏めていたら、緒方洪庵の現代的意義が現代的意義が浮かび上がっていたでしょう。 |
キーワード1 | 教育者 |
キーワード2 | 蘭学者 |
キーワード3 | 医師 |
キーワード4 | 適塾 |
キーワード5 | 医の倫理 |
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