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学科 教育文化学科
年度 2014
ゼミ名 沖田 行司
タイトル 大塩平八郎の教育思想史研究ー大塩平八郎の乱を中心にー
内容 本研究では、大塩平八郎の幼少期における教育内容や生活環境、彼が開く私塾「洗心洞」における学問・教育を紐解いていくことで、彼が乱を引き起こさなければならなかった要因を突き止めていきたい。さらに、大塩が私塾「洗心洞」における教育者として、どのように門弟たちの教授にあたったのかを明らかにしていくことで、彼の人間力や教育者としての思想を追求していくとする。そのために、大塩の学問の礎を築いたであろう『呻吟語』をもとに、彼が唱えた思想や学説に対する知識を深めたうえで、私塾「洗心洞」においてその内容がどのように教授されたのかを考察していく。そして訪れる「天保の大飢饉」を解決するために、また多くの民衆を救済するために、大塩の思想や教育観がどのように活かされたのかを追求していくことで、「大塩平八郎の乱」の真実を明らかにしていくとする。
講評 基礎的な文献をしっかりと読みこなしていました。陽明学や朱子学など儒学の学習が深まっていれば、大塩平八郎が主張した「孔孟学」の特質が理解できたでしょう。
キーワード1 孔孟学
キーワード2 致良知
キーワード3 帰太虚
キーワード4 万物一体の仁
キーワード5 知行合一
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