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学科 教育文化学科
年度 2014
ゼミ名 沖田 行司
タイトル 嘉納治五郎の柔道と教育思想~精力善用・自他共栄の精神~
内容 嘉納治五郎は講道館柔道を創設し、「精力善用・自他共栄」という概念を説いた人物であるが、この功績とは相反して貧弱な幼少期を過ごした。幼少期に貧弱だったことから、柔術修行を始め、後に講道館柔道を設立した。
したがって、嘉納治五郎の思想について柔術修行を始めるに至った経緯や柔術修行で学んだことを論じる。さらに柔道を設立した経緯を論じ、柔道の本質である「精力善用・自他共栄」について論じていきたいと考える。
第一章では嘉納の厳しい環境にあった幼少期を踏まえて、柔術修行の動機を考察する。第二章では柔術修行を通して、考えるに至った「道」の本質に関して論じる。第三章では「精力善用・自他共栄」の概念を論じていきたいと考える。研究書は長谷川純三著『嘉納治五郎の教育と思想』、加藤仁平著『嘉納治五郎』、永木耕介著『嘉納柔道思想の継承と変容』を使用する。原典は『嘉納治五郎著作集全三巻』と『嘉納治五郎大系』を使用する。
講評 柔術から柔道への転換を通して、嘉納治五郎の身体と精神鍛錬の関係は明らかになりましたが、教育者と して学校教育に関った側面を言及すれば、治五郎の理解がより深まったでしょう。
キーワード1 精力善用
キーワード2 自他共栄
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