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学科 教育文化学科
年度 2014
ゼミ名 沖田 行司
タイトル 横井小楠の学問と政治
内容 本研究では、横井小楠の幼少期の家庭環境や教育環境、時習館での学びなどを明らかにしていくことで小楠がどのようにして実学思想の基盤を作り上げたのかみていきたい。また、小楠の思想形成は時習館卒業後も続いており、江戸遊学の中で出会った人達(時に藤田東湖)との交流を明確にすることでさらに小楠の実学思想の根元を深めていきたいと考える。
 また、江戸遊学中に小楠は自身の酒失により江戸遊学を中止せざる終えなくなる。その結果、自身を見つめなおす機会ができ、新たな道・学問の確立を目指していく。その延長線上で実学研究会を立ち上げ、もう一方では小楠堂を設立する。ここで、実学をさらに深め、広めることで小楠は多くの人に影響を与え、世を改革しようとする。その後、小楠は西洋文明との出会いをきっかけに外国へと視野を広げていく。その過程を追うことで、最終的に小楠の国際観を明らかにし、その現代的意味を考えたい。
講評 横井小楠に関する研究は近年多く出版されているが、指導教授の研究の影響が強すぎたためか、時として指導教授の論の展開と近似する所もあった。もう少し批判的にみれば独自性がでたでしょう。
キーワード1 実学
キーワード2 学校教育
キーワード3 改革
キーワード4 経世
キーワード5 開国
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