詳細
学科 教育文化学科
年度 2014
ゼミ名 沖田 行司
タイトル 戦国時代の家訓の教育史的研究 -黒田長政を中心に-
内容 戦国武将は、戦うための「武」だけでなく、「文」を重要視していた。そのことが、戦国時代に残された「家訓」から読み取ることができる。戦国時代の家訓は、自分の一族の存続、発展を願い残されたものであるが、その中で「文」が重要視されているという事実は注目すべきことである。
数多くの武将の中でも、黒田長政は、農・工・商のすべての民衆の上に立つリーダーとしての武士の人格を育成するための教育を目指した人物である。黒田長政の文武両道の精神は、戦国の世から、平和の世に移行する中で、長政の治めた福岡藩の藩士教育に大きな影響を与えた。
私は、自分のリーダーとしての経験から、黒田長政の教育に興味を持ち、それを現代の自分の状況と照らし合わせて考察していきたいと考えている。
講評 問題意識も明瞭で、史料もきっちり読みこなしていました。戦国大名のリーダー論と現代のリーダー論を 比較する場合、継承できるものとできないものの区別があれば、結論の部分がもっと面白くなったでしょ う。
キーワード1 家訓
キーワード2 戦国時代
キーワード3 黒田長政
キーワード4 リーダー教育
キーワード5  
戻 る
Copyright (C) Doshisha University All Rights Reserved.