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学科 教育文化学科
年度 2014
ゼミ名 越水 雄二
タイトル ジェントルマンの教育文化―統治者の教育―
内容 本論文は、イギリスの階級制度の中でも「曖昧な存在」であり上流階級と見なされていたジェントルマンに焦点を当て、彼らはどのように教育されていたかについてろんずるものである。またジェントルマン教育はどのような価値を生み出したかを考察する。 まず第1章でイギリスの階級社会とジェントルマンについて述べていく。第2章では、ジェントルマンの教育について述べていく。第1節ではなぜ騎士の教育から為政者への教育に移っていったのかについて述べていく。第2節から第4節まではジェントルマンの教育について、家庭教育と学校教育を中心に述べている。これは、ジェントルマンの教育の変遷を理解する上で必要であると考え取り上げている。第3章では、ジェントルマンの理想と民衆たちの教育に対する動きを述べている。以上のような流れでこの論文は構成されている。
講評 「教育文化学演習Ⅲ・Ⅳ④」、すなわち〈西洋教育文化ゼミ〉では今年度、17編の卒業論文が提出されました。本データベースに掲載された各論文の梗概からお分かりの通り、17編の内容はヴァラエティに富んでいます。ゼミ生は自分の研究テーマに詳しくなるのはもちろん、他のメンバーによる多彩な発表からヨーロッパの教育文化について幅広い知識や情報を得られたはずです。それらが各自の生涯学習のための素養となり、今後の生活の中での様々な学びや楽しみの機会に、意外な時に意外な所でも想起され活かされることがあれば幸いに思います。私は今後、本ゼミ生が、卒論のテーマを3年次の終わりには設定し、4年春学期に先行研究を把握して自分の研究の焦点を定め、できれば夏休みに現地を訪ねて、本格的な調査はできなくても空気を肌で感じた上で、4年秋学期に考察を深めて執筆を進められるような、指導体制・学習環境の提供に努めていきたいです。(越水雄二)
キーワード1 ジェントルマン
キーワード2 統治者
キーワード3 階級制度
キーワード4 家庭教育
キーワード5 学校教育
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