詳細
学科 教育文化学科
年度 2014
ゼミ名 越水 雄二
タイトル 保育学校からみるフランスの幼児教育
内容 フランスの幼児教育の特徴を保育学校(l’?cole maternelle)という公教育機関で行われている教育やそこでの子どもたちの生活の様子から考察する。特に保育学校に注目する理由は、3歳の就学率が100パーセントであり、教育の基本を「家庭」と「保育学校」としているからである。保育学校の歴史を文献から知り、現状や特徴を、文献や体験記から明らかにしたい。第1章で家庭をめぐる状況について踏まえた上で、第2章では、歴史や指導要領から教育の特徴を検証する。第3章では、子どもたちの生活の様子について考察する。具体例を参考に、教員との関わりの様子を通して、子どもがどのような生活をしているのかについて理解を深めたい。教育については、特に身体を使った活動や表現する活動の授業や身体活動と表現活動や言語教育のつながりについて注目していきたい。以上のような家庭状況や保育学校の教育、子どもたちの生活の様子から幼児教育の特徴について考察する。
講評 「教育文化学演習Ⅲ・Ⅳ④」、すなわち〈西洋教育文化ゼミ〉では今年度、17編の卒業論文が提出されました。本データベースに掲載された各論文の梗概からお分かりの通り、17編の内容はヴァラエティに富んでいます。ゼミ生は自分の研究テーマに詳しくなるのはもちろん、他のメンバーによる多彩な発表からヨーロッパの教育文化について幅広い知識や情報を得られたはずです。それらが各自の生涯学習のための素養となり、今後の生活の中での様々な学びや楽しみの機会に、意外な時に意外な所でも想起され活かされることがあれば幸いに思います。私は今後、本ゼミ生が、卒論のテーマを3年次の終わりには設定し、4年春学期に先行研究を把握して自分の研究の焦点を定め、できれば夏休みに現地を訪ねて、本格的な調査はできなくても空気を肌で感じた上で、4年秋学期に考察を深めて執筆を進められるような、指導体制・学習環境の提供に努めていきたいです。(越水雄二)
キーワード1 フランス
キーワード2 保育学校
キーワード3 レコール・マテルネル
キーワード4 幼児教育
キーワード5  
戻 る
Copyright (C) Doshisha University All Rights Reserved.