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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 越水 雄二 |
タイトル | 図書館の教育的な存在意義―デンマークの図書館の実践から考える― |
内容 | デンマークは社会福祉が充実しており、国民の幸福度が高いことで知られている。しかしながらそれだけでなく、図書館も「図書館先進国」「図書館王国」と呼ばれるほど世界的なレベルを誇っている。この論文では、デンマークの図書館が教育的な視点からどのように国民に関わっているのかを実際のサービス例や活用例を用いて調べる。そこから教育における図書館の存在意義を考える。第1章ではデンマークの図書館がどう発展していったのか、その過程に着目する。またデンマークの図書館が充実している理由について考える。第2章では現代の公共図書館と学校図書館それぞれの取り組みと相互の関わり方について述べる。第3章では、一生涯の学習へと人びとを促しているのが図書館の役割であり、その学習を実際にサポートするのも図書館の担う役割である、という教育的な視点から見た図書館の存在意義を考察している。 |
講評 | 「教育文化学演習Ⅲ・Ⅳ④」、すなわち〈西洋教育文化ゼミ〉では今年度、17編の卒業論文が提出されました。本データベースに掲載された各論文の梗概からお分かりの通り、17編の内容はヴァラエティに富んでいます。ゼミ生は自分の研究テーマに詳しくなるのはもちろん、他のメンバーによる多彩な発表からヨーロッパの教育文化について幅広い知識や情報を得られたはずです。それらが各自の生涯学習のための素養となり、今後の生活の中での様々な学びや楽しみの機会に、意外な時に意外な所でも想起され活かされることがあれば幸いに思います。私は今後、本ゼミ生が、卒論のテーマを3年次の終わりには設定し、4年春学期に先行研究を把握して自分の研究の焦点を定め、できれば夏休みに現地を訪ねて、本格的な調査はできなくても空気を肌で感じた上で、4年秋学期に考察を深めて執筆を進められるような、指導体制・学習環境の提供に努めていきたいです。(越水雄二) |
キーワード1 | 図書館ネットワーク |
キーワード2 | 公共図書館法 |
キーワード3 | 情報アクセス |
キーワード4 | 平等 |
キーワード5 | 生涯学習 |
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