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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | ミヒャエルエンデからのメッセージ ‐『はてしない物語』のファンタジーを中心に‐ |
内容 | 大学の授業の中で、読書は単なる個人の楽しみではなく、教育の一端をにない、子どもの成長をたすけるものであると学んだ。しかし一方で、図書館司書課程の授業では、感想を押し付けることや、解釈を定めることは好ましくないと習った。そこで私は、物語を書く作者はどのような思いで書いているのかについて興味を持った。ドイツの児童文学作家であるミヒャエル・エンデの『はてしない物語』に焦点を題材に、ミヒャエル・エンデの創作背景なども織り交ぜ、シュタイナー思想や、心理学的見地、精神世界などの考え方を参考にしながら、読者に対しての伝えようとしていたことはあるのか、どのようなものなのかについてなのか研究を進めた。『はてしない物語』だけではなく、対談やエッセイを読むにあたり、強いメッセージを物語に込めることはふさわしくないとしながらも、ファンタジーという物語を通し、登場人物に共感することで伝えたい想いがあったのではないかという結論に至った。 |
講評 | 本論文は、エンデの『はてしない物語』を読み解きながら、エンデのいうファンタージエンの意味、またエンデの物語世界の特徴を考察したものであり、作品をていねいに読み込み、考察を深めている点が評価できる。 |
キーワード1 | ミヒャエル・エンデ |
キーワード2 | はてしない物語 |
キーワード3 | ファンタジー |
キーワード4 | 本 |
キーワード5 | シュタイナー |
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