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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | リアドンの平和教育論 |
内容 | 平和研究は、核による軍拡競争が進む冷戦下で、戦争や紛争のない「消極的平和」をめざす研究から始まった。ヨハン・ガルトゥングによって、暴力と平和の概念が拡大されると、平和研究もその影響を受け、あらゆる暴力のない社会をめざす「積極的平和」研究へと発展した。平和教育は1970年代に平和研究者たちによって、その必要性が唱えられて以降、その研究と実践はますます世界に広がっている。しかし、その一方で現実的あるいは政治的な手だてを持たない平和教育は、本当に平和を実現できるのかという疑問を学習者に与えている現状である。本論文では、国際的に平和教育運動を進める第一人者であるベティ・リアドンの平和教育論を、主著を読み解きながら論じる。 |
講評 | 本論文は、平和教育で知られるリアドンの主著 Comprehensive Peace Education (未邦訳)を原文で読み解き、考察したものである。文献研究がしっかりとなされていて、高く評価できる。 |
キーワード1 | ベティ・リアドン |
キーワード2 | 平和教育 |
キーワード3 | 消極的平和 |
キーワード4 | 積極的平和 |
キーワード5 | ガルトゥング |
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