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学科 | 社会学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 鯵坂 学 |
タイトル | 過疎地域におけるIターンの現況と将来展望―海士町におけるIターン者の事例研究― |
内容 | 『若者』『馬鹿者』『よそ者』がいれば町が動く」現海士町長である山内道雄が海士町で地域活性化・島づくりに取り組んだ経緯を記した著書で挙げた言葉である。現在、都市部居住者が地方に移り住む「Iターン」が注目されている。国も「地域おこし協力隊」等の制度を創設する等し、また特に人口の減少が著しい過疎地域にとっては産業の担い手として「Iターン」は重要な存在になってきている。そういった中でIターン者は何を思い、どのように地域社会と関わりながら、その地で暮らしているのか。今回は人口の1割がIターン者という島根の離島である海士町を調査対象地とし、Iターンについての動機や地域社会との関わりといった事象について、Iターン者にインタビュー調査を行った。そして、実際にIターン者はどのような考えや思いを持ち、それぞれが暮らしているのかを明らかにしながら、「Iターン」という事象に対しての考察を行っていった。 |
講評 | 今年は卒論の取り組みが遅れた人が、例年以上に多くて残念でした。提出1ヶ月前に、研究テーマ・対象をかなり変えた人、なかなか調査対象を決められなかった人などがいました。一方で、先行研究を踏まえて、夏前に調査の準備にとりかかり、夏休みに調査を実施し、さらに新しい先行研究や資料を見つけて、その枠組みを用いることにより、充実した論文となった人もありました。それらには、Aを付けて在ります。 気になった点は、以下です。 ①先行研究の探し方が不足している論文が多かった。そのために、自己の研究を進めていく際の分析視角や、インタビューの課題が明確でなく、論文全体が未熟なままとなっていました。 ②参照文献の引用注があったものの、かなりの分量の丸写しが見られる論文が見られました。 ③インタビューの準備、開始の遅れから、3~6人程度の対象にしか、面接していない論文がありました。 |
キーワード1 | 海士町 |
キーワード2 | Iターン |
キーワード3 | 地域社会 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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