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学科 | 社会学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 板垣 竜太 |
タイトル | 英語圏の旅行ガイドブックに見る日本 ―Lonely Planet『Japan』に着目して― |
内容 | 本稿では外国人観光客の中でも特に一般的な旅行よりも低予算、長期滞在で旅行するバックパッカーに注目し、日本を紹介した英語圏の旅行ガイドブックは明治初期以降多数出版されてきたが、その中から1981年から2013年まで定期的に改訂され、出版され続けている、欧米のバックパッカーを中心に世界的に最も有名、同一年代に日本で出版されたバックパッカー向けのガイドブックと欧米で出版されたバックパッカー向けのガイドブックを比較することによって両者がどう異なるのか、また日本で紹介される”東京”と海外で紹介される”Tokyo”ではどう異なるのかを比較することで内側から見た”日本”と外側から見た”Japan”がどう異なるのかを明らかにしていく。 |
講評 | 日本の表象に関する研究は数多いが、現代のバックパッカー向けに英語で書かれた観光ガイドブックを30年分系統的に集めて、そこでの記述の変化と持続を追った点に、この論文の特色がある。具体的な情報の載ったガイドブックを対象にしただけに、あからさまな偏見というべきものは見られず、その一結果としてこの研究もやや平板なものになってしまっているとはいえ、海外からの「日本」の切り取り方の特色とでもいうべきものは分析できたと思う。 |
キーワード1 | 訪日外国人旅行者 |
キーワード2 | バックパッカー |
キーワード3 | 旅行ガイドブック |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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