詳細 | |
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学科 | 社会学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | 「衰退する日本酒文化と日本酒メーカーの取り組み」 |
内容 | 昨今、日本酒市場は縮小の一途をたどっている。日本酒への悪印象を抱く若者、食の欧米化、若者の消費の減少など理由は様々である。そんな逆境の中で、日本酒メーカーはそれぞれ独自の方法で、日本酒のシェアを拡大しようとしている。中でも、伝統や常識にとらわれない酒造りを行っている旭酒造に本稿では注目する。向かい風が吹く日本酒市場の中にあって、唯一売り上げを伸ばしている所以を考察し、日本酒が再び輝きを取りもどすために必要なことを論じた。 |
講評 | 評者(50歳代)が子供の頃は、大人が集まるところには日本酒が出されることが一般的だった。それが学生時代にはビールに、大学教員になってコンパをすればチューハイやらカクテル中心になった。再び日本酒(といっても吟醸などの銘柄酒)がブームになったのは20年程前だろうか。そのフルーティーでワインに近い味わいに驚いたが、同時に日本酒の製造方法もワイン同様にシステム化されたのである。それは昔の日本酒とは違う。著者の様々な視点からの取材努力は認めるが、もう少し「大人」になって、お酒のおいしさがわかるようになってから、自分の卒論を読み返してみてはどうだろうか。 |
キーワード1 | 日本酒 |
キーワード2 | 日本酒メーカーの企業努力 |
キーワード3 | 若者の消費 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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