詳細 | |
---|---|
学科 | 社会学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | 「人々を魅了する東京ディズニーリゾート ―なぜ繰り返し訪れたくなるのか―」 |
内容 | 本論文では、サービス業におけるリピーターの重要性やリピート要因について、リピーター率が9割以上である東京ディズニーリゾートを取り上げて考察している。東京ディズニーリゾートの入園者数の男女比率は、女性が7割ほどと圧倒的に高く、驚異的なリピーター率を支えているのは主に女性であると言える。 そこで、その理由や施設側の工夫を、男女における友人知人との付き合い方の違いに注目し考察した。脳の違いにより、男性はモノに関すること、女性はヒトに関することに関心を示しやすい傾向がある。この興味の対象の差が、遊び方に表れている。「遊ぶ」という時、男性同士は趣味を楽しむことが目的、女性同士の場合は、相手とのコミュニケーションが目的であることが多い。 東京ディズニーリゾートの、人を楽しませる仕掛けの数々が会話を生み出し、同行者とのコミュニケーションを円滑にする。それに加え、徹底した「夢の国」づくりにより、女性にとって居心地の良い理想的な空間となっている。これらの要因が重なり、女性に広く愛されるパークとなったと考えられる。今後もこのリピーター率を維持するためにどのようなパーク運営を行っていくのかに注目したい。 |
講評 | 圧倒的なリピーター率を誇る東京ディズニーリゾートを事例にして、そこでの入園者のコミュニケーションを活発にする仕掛け(シーズンごとのイベント企画、非現実的な空間など)が、特に女性のグループ客に訴求しているのではないかと本論では分析されている。加えて、著者が指摘するコスプレやキャラクターと自然に接触できるのは、ディズニーという年齢に関係なく誰でも知っているメディアコンテンツが基盤としてあるからだろう。半面、近年はTDRのキャストの労働環境の過酷さがしばしば問題視され、利益至上主義が批判されている。利用者の視点だけでなく、労働者からみたTDRも考えたいものだ。 |
キーワード1 | 東京ディズニーリゾート |
キーワード2 | リピーター |
キーワード3 | 女性 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |