詳細 | |
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学科 | 社会学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 小林 久高 |
タイトル | 匿名ネット空間の若者の心情 ―VOCALOID流行曲の分析を通じて |
内容 | 科学・技術の進歩や生産力の高度化によって人びとの生活は豊かになり、それに伴う社会流動性の高まりは価値観の多様化をもたらした。その変化によって「現在の人びとは何を考えているのか」ということがとらえにくくなった。 本稿はそうした現状をふまえて、流行曲研究というアプローチによって現代の心情を描き出すことを試みる。具体的な分析対象は、2007年からはじまった熱狂的な創作の連鎖の中心にあった「VOCALOID」である。VOCALOIDとは「歌声合成技術」のことを指し、これによって人間が直接歌わずとも楽曲に歌声を入れることが可能となった。そのVOCALOIDを用いて制作された楽曲の中から流行となったものを選定し、どのような心情が語られているのかを分析した。結果として得られたものは「死」がテーマになった楽曲の流行であった。 |
講評 | 努力の跡の見えるきちんとした好論文。 |
キーワード1 | 流行曲研究 |
キーワード2 | 歌詞分析 |
キーワード3 | VOCALOID |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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