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学科 | メディア学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 青木 貞茂 |
タイトル | ワイン市場拡大への広告戦略試論 |
内容 | 2.58%-。この数字は、2006年日本においてワインが全酒類消費量に占めた割合である。人口1人あたりの消費量はわずか1.81ℓ。確かに15年前と比較すれば、2倍以上のワインが消費されているが、日本人にとってワインは未だに“ハレの日に飲む、高級感のあるおしゃれな飲み物”というイメージが根強く、身近な存在とは言いがたい。自然と時の恵み、生産者の熱い思いをたっぷりと吸い込んだワインが、日常生活の中で輝いているシーンが少ない現実は、非常に悲しく悔しいことである。今後、ワインをより身近なお酒として定着させるためには、広告戦略が必要であると考える。このテーマについて研究することは、来年度からワインメーカーの社員となる自らの将来を考える上でも非常に有益であると考え、卒業論文のテーマとして設定した。 本文では、日本におけるワインの歴史や現状分析、ビールなどの国民的飲料の分析やその条件の考察を行った。そしてそれらを通して、ワインには「“大人”になったことを実感できる飲み物」としてシンボル化することが必要であると結論付け、飲用拡大に向けた広告戦略を試論した。 |
講評 | 青木ゼミの卒論では、広告表現、広告メディア、広告クエリエーター、キャンペーン、 ブランド、文化、環境などに関する具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などがあります。ゼミ生が、実際の広告を分析し、自分でキャンペーン、ブランド広告 を企画・立案した経験に立脚して問題意識を発展させた上で書かれた力作論文です。 広告を中心としながらもビジネスよりのものもあれば文化論的なものもあるといった ようにテーマ、方法論ともに幅の広さが特徴です。 |
キーワード1 | ワイン |
キーワード2 | 国民的飲料 |
キーワード3 | 広告 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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