| 詳細 | |
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| 学科 | 社会学科 |
| 年度 | 2014 |
| ゼミ名 | 尾嶋 史章 |
| タイトル | 久御山町の農家後継ぎ問題を考える―日本の農家の現状を踏まえて― |
| 内容 | 現在日本の農家の現状は非常に深刻である。土地持ち非農家と呼ばれる農家以外の専業農家、準主業農家も戸数を減らしている状態で農業人口の減少が非常に深刻になっている事態である。ただ農家の後継者問題はかなり深刻で農業地帯である北海道や新潟でも後継者がなかなか見つからない。 その状況を変えるために取り組むべき方法は農家の法人化である。家族経営方式の農家が他の欧米諸国に比べて多い日本では農業を事業と捉える考え方がまだまだ進んでいない。これからの農家は柔軟な考え方をしなければ時代に取り残されてしまうことになる。久御山町でもこの法人化の流れを作るべきであるが、まだまだ進んでいないのが現状である。ただ久御山町より面積が狭く、人口も多くない高知県の馬路村は実際にゆずの村として大成しつつある。実際に法人化が進んでいる地域はまだまだ少ない。そのため、地域全体で農業を行う地域営農を行うべきである。 |
| 講評 | 焦点は都市近郊農業の後継者不足であるが、問題が農業振興策へ向きすぎている。確かに現金収入の得られるような作物への転換やブランド化、法人化のような経営形態の変化は重要だが、都市近郊部では、高学歴化やそれに伴う農家の親の意識変化、経営の多角化などを含めて考察する必要があったのではないか。 |
| キーワード１ | 農家 |
| キーワード２ | 法人化 |
| キーワード３ | 家族経営方式 |
| キーワード４ | 久御山町 |
| キーワード５ | 馬路村 |
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