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学科 | 社会学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 尾嶋 史章 |
タイトル | 野球選手のセカンドキャリア―香川オリーブガイナーズ所属選手の歩みから― |
内容 | 2014年、プロ野球独立リーグである四国アイランドリーグplusがリーグ設立10周年を迎えた。四国アイランドリーグplusは野球界の底辺拡大、地域貢献を理念に掲げ、NPBを目指す選手を全国から受け入れている。本稿では、その四国アイランドリーグplusに加盟する香川オリーブガイナーズの選手に着目し、彼らが引退後どのような道を歩むのか、セカンドキャリアについての考察を行った。 分析の結果、香川オリーブガイナーズに入団する選手の多くは大学あるいは社会人野球を経て入団しており、入団時の平均年齢が高いため、球団平均在籍年数が短くなっていることがわかった。また、選手引退後の動向に関しては、スタッフとしてNPB入りした選手や、独立リーグの球団コーチに就任した選手、実家に戻り家業を継いだ選手など、様々なケースがみられた。 |
講評 | 独立リーグのプロ野球選手のセカンドキャリアに注目したのだが、それは現役引退後のキャリアなのか、独立リーグを離れた後のキャリアなのか、この部分が混同されているために、論点が不明確になっている。独立リーグの誕生には社会人野球の衰退も関わっているが、社会人からNPBへは一方向的な移動しかなかったのが、独立リーグとの間の移動は双方向になったことにこれまでとの違いがある。こうした点にも注目してまとめると良かったのではないか。 |
キーワード1 | セカンドキャリア |
キーワード2 | 野球 |
キーワード3 | 香川オリーブガイナーズ |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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