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学科 | メディア学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 青木 貞茂 |
タイトル | アメリカ大統領選挙における広告的アプローチの研究 |
内容 | 「地上最大の政治ショー」と言われるアメリカ合衆国の大統領選挙で用いられる政治広告とはどのようなものなのか、にスポットを当てる。歴代の大統領選挙を通時的に分析すると、イメージ選挙が進行してきた経緯が見えてきた。候補者が自分の政策やイメージを効率よく宣伝したり、相手を批判し、そのイメージを損なわせたりするのに選挙広告 は最も有効なキャンペーン方法であった。メディアの発達と共に、選挙広告の出来不出来が選挙戦に大きく影響する時代になったのである。有権者に好まれるような優れた選挙CM を制作するには、世論調査や情報を集め、それらを見極め、現状を的確に判断し、戦略を練っていく必要がある。つまり、アメリカ大統領選挙は知能戦であり、それを勝ち抜くにはかなりの専門性や判断力などの能力が必要とされると言えるだろう。 本論文では、実際の大統領選挙で採用された特徴的戦略を分析し、社会状況と密接に結びついているという仮説を立て、如何に作用したのか論じている。 |
講評 | 青木ゼミの卒論では、広告表現、広告メディア、広告クエリエーター、キャンペーン、 ブランド、文化、環境などに関する具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などがあります。ゼミ生が、実際の広告を分析し、自分でキャンペーン、ブランド広告 を企画・立案した経験に立脚して問題意識を発展させた上で書かれた力作論文です。 広告を中心としながらもビジネスよりのものもあれば文化論的なものもあるといった ようにテーマ、方法論ともに幅の広さが特徴です。 |
キーワード1 | 大統領選挙 |
キーワード2 | 広告 |
キーワード3 | イメージ |
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