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学科 | 社会学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 尾嶋 史章 |
タイトル | ネットカフェ難民を中心に見た貧困問題 |
内容 | 最近、ネットカフェ難民という言葉をよく耳にする。ネットカフェ難民の定義としては一定の住居を持たずにインターネットカフェや漫画喫茶などの店舗で寝泊まりしながら不安定就労に従事する「住居喪失不安定就労者」をいわゆる「ネットカフェ難民」と呼ぶ。そしてネットカフェ等をオールナイトで利用する「住居喪失者」は1日あたり全国で約4,700人、うち「住居喪失非正規労働者」は約2,200人、「住居喪失短期労働者」は約1,500人となっている。 彼らはどのような生活を送っているのか、またどのようないきさつでネットカフェ難民になってしまったのかをデータなどを用いて明らかにしていた。さらにネットカフェ難民は若者ホームレスの中の1つであり、その若者ホームレスとはどういったものなのかについてや、ネットカフェ難民とは切っても切り離せない関係である日雇労働についてのげん所をまとめた。そして最後にネットカフェ難民と似た属性を持つと思われるドヤ街などの日雇労働者との違いを比較した。 |
講評 | これまでのホームレスは日雇労働者が中心だったが、ネットカフェ難民はどのような人たちが中心なのか。この問を詰めていくことで、両者の特徴が見えてくるのではないだろうか。ネットカフェ難民の年齢構成が東京と大阪で異なるのは何故なのだろうか、地域によって違うという仮説はどう説明されるのか、その理由を考えると、問題の中身がよく見えたのではないか。 |
キーワード1 | ネットカフェ難民 |
キーワード2 | 日雇労働者 |
キーワード3 | 若者ホームレス |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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