詳細 | |
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学科 | 社会学科 |
年度 | 2014 |
ゼミ名 | 尾嶋 史章 |
タイトル | 人と動物の関係学 |
内容 | 近年の「コンパニオンアニマル」という言葉の広まりには、晩婚化、少子化が進行し家族機能が縮小する中で、その愛情の受け皿となるペットへの期待が高まっていることが伺える。その反面、「ペットロス」という新たな問題が浮き彫りになってきた。 ペットへの過度な期待は「家族の一員」へのそれを超え、共依存という危険な関係性へと変容しつつあるのではないか。人とペットの関係を考えることは人と人との関係の写し鏡となる。深刻なペットロスの症例から、ペットとの関わり方、人間関係、そしてその本質にある自己アイデンティティと死生観について考察した。 |
講評 | ペットとの関係性には、結局、飼い主の人間関係や社会との関係が関わる(具体的には家族機能の縮小など)ことに関してはうまくまとめられている。では、どういう社会状況が、ペットロスを深刻化するのか、という観点から最後に議論を進めていけば、さらに理解が深まったのではないかと考える。 |
キーワード1 | コンパニオンアニマル |
キーワード2 | ペットロス |
キーワード3 | 共依存 |
キーワード4 | 純粋な関係性 |
キーワード5 | |
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