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学科 | メディア学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 青木 貞茂 |
タイトル | 広告表現から見るニンテンドーDS成功の秘訣 |
内容 | ニンテンドーDSが発売されて4年の月日が経ったが、いまだその勢いは止まらない。そもそもゲーム市場が不況と言われていた時期になぜ売れたのか?その理由は「ゲームの要素を踏まえたエデュテイメントソフトの発売」「新規ユーザーの獲得」「新規ユーザーの身になった広告戦略」の大きく分けて3点が挙げられる。 エデュテイメントソフトとは難しいストーリーを進めていくような従来のソフトではなく、ゲーム未経験者でも即座に始められるソフトである。以前にもこのようなソフトを発売したが、ゲームとしての要素が全く盛り込まれておらずヒット商品にはならなかった。しかし今回のこのニンテンドーDSのエデュテイメントソフトは、ゲームとしての要素も十分に含まれており、ゲームをしたことのない新規ユーザーにも興味を抱かせてニンテンドーDSブームを巻き起こした。 ただこのエデュテイメントソフトを認知させたのは広告である。特にCMでは従来はゲームの内容(要素)ばかりPRしていたのに対し、今回はターゲットに新規ユーザーも含まれていることから、戦略を変えて新規ユーザーの身になったCMを展開した。この影響が大きく、今のニンテンドーDSがあるのだ。 |
講評 | 青木ゼミの卒論では、広告表現、広告メディア、広告クエリエーター、キャンペーン、 ブランド、文化、環境などに関する具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などがあります。ゼミ生が、実際の広告を分析し、自分でキャンペーン、ブランド広告 を企画・立案した経験に立脚して問題意識を発展させた上で書かれた力作論文です。 広告を中心としながらもビジネスよりのものもあれば文化論的なものもあるといった ようにテーマ、方法論ともに幅の広さが特徴です。 |
キーワード1 | 新規ユーザー |
キーワード2 | エデュテイメントソフト |
キーワード3 | 新規ユーザーの身になった広告戦略 |
キーワード4 | |
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