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学科 | 社会学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 鯵坂 学 |
タイトル | 持続可能なまちづくりとは――宮崎県綾町を事例に |
内容 | 近年日本の多くの市町村は、若者の都市への流入や高齢化など多くの問題を抱えている。しかしそれぞれの地域の特性を活かし、観光地としての発展や都市との連携を行うことで自立している市町村も存在する。そのような自治体の1つとして宮崎県綾町を事例として扱い、持続可能なまちづくりとはどのようなものか、その特徴や課題を挙げたうえで考察する。綾町とは今から30年ほど前に、全国に先駆けて有機農業に取り組み、町の面積の80%を占める照葉樹林を保護するという、当時の郷田實町長による先進的なまちづくりによって有名になった町である。その結果、人口が安定していること等の理由で1999年に過疎地域指定から脱却することにも成功した。近年もこれまでのまちづくりを受け継ぎつつ、ユネスコエコパークへの登録や、移住推進政策、ふるさと納税制度の活用など新しい取り組みも行われており、地方の自治体としてどのように存続していくのか今後も注目したい。 |
講評 | 今年度は就職活動の開始が例年より4か月も遅れたため、内定が早い人で8月末ころとなったため、卒論の取り組みがかなり遅れました。これにより例年と比べて、「生煮え」の卒論が多くなりました。それなりに頑張った人もいたのですが、Aに届く論文は、残念ながらありませんでした。気が付いたことを書きます。 ◇良かったこと 独自な視点からテーマを選んで、先行研究をふまえて分析視角を設定し、時間の無い中でも地域調査やフィールド・ワークを頑張った人がいた(5人)。 ◇反省点 ①先行研究を見つけそれをじっくり読み、そのエッセンスを自分の言葉でまとめることが不十分な人が多かった。その結果、かなりの人にコピー・ペーストの部分が見られた(10人)。 ②春に配ったスタイル・ガイドにそった記述が出来ていない人があった(6人)。社会に出ればわかると思いますが、文章を書くにもそれぞれの組織・団体にルールがあるのです。 ③引用の付け方が不十分で(6人)、また(注)を使わない人もあった(3人)。 ④1つの文章が長すぎ、文脈が分りづらい論文があった(9人)。もっとシンプルな、文章を書いてください。 ◇次年度生へのお勧め 春休み段階で先行研究をしっかり探しそれら読み、それらをもとに調査をするなり、文献研究を進めるなりしてほしい。 |
キーワード1 | まちづくり |
キーワード2 | 過疎地域 |
キーワード3 | 照葉樹林 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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