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学科 | 社会学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 板垣 竜太 |
タイトル | 女子大学生におけるひとりの時間の意味づけと友人とのつながり方 |
内容 | 近年、「おひとりさま」を楽しむ動きが注目を集め、連日メディアに取り上げられている。ひとり専用のカラオケ店やおひとりさま限定のパッケージツアーが誕生し、企業側もおひとりさまブームを歓迎しているようである。現代において、ひとりで過ごすことは孤独ではなく、プラスの意味として捉えられている。その一方で、「ランチメイト症候群」のように、ひとりで過ごすことに恐怖を覚える学生や若いOLも存在する。このように、ひとりの時間の意味づけには、肯定的・否定的二つの解釈が存在する。本論文では、女子大学生がひとりの時間に、肯定的・否定的どちらの解釈を持っているのかを明らかにするとともに、これまでの学術論文では研究されてこなかった社会関係資本に着目する。筆者が行った3つの調査からは、調査対象者を2グループに類型化することができた。さらに、ひとりの時間への意味づけと友人とのつながり方には、相関関係があるという仮説結論を導き出している。 |
講評 | 主題は早いうちから決まっていたが、途中から進行速度がダウンしてやきもきした。また、見通しがなかなか開けず、その結果として論述における未整理感が否めないし、全体的に落ち着きのない論文になっている。ただ、最終的に、女子大学生の人のつながり方の2パターン(適度交流型/活発交流型)と、ひとりの時間に対する価値観(積極的ひとり/消極的ひとり)との関係がデータから浮かび上がってきた点は評価される。 |
キーワード1 | 社会関係資本 |
キーワード2 | 対人関係 |
キーワード3 | おひとりさま |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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