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学科 社会学科
年度 2015
ゼミ名 鵜飼 孝造
タイトル 日本での韓流ブーム
内容 私は、韓流ブームと中高年女性について卒業論文を書いています。1990年代末からアジア諸国を中心に韓流が広がり、もはや定着期を向き合っています。この研究では、日本での韓流が持つ意味と韓流が日韓交流及び関係に及ぼす影響、その中での中高年女性の役割に焦点を当てて分析しました。その結果、中高年の女性受容者は様々なチャネルと経路を活用して韓流を積極的に受容し、韓流に対する好みや受容の形も量・質的な側面で多様化され、安定化される傾向があることがわかりました。その過程で、マスメディアは韓流を活性化させる肯定的な機能のみならず、嫌韓流を作り出す不定的な機能ももたらすことができることに気づきました。韓国文化コンテンツの過剰・拡大による再生産報道、日本と韓国両国間の懸案また相手に対する断片的、刺激的、無脈絡的な報道がメディアを通し、しきりに循環・利用される今日だからこそ、私は、韓流が日韓関係で生じる誤解や不信を収めることができる一つの手段になると思います。
講評 著者が留学生として来日し卒業を迎えるまで、韓流の隆盛から嫌韓流が生まれるまでを詳しくたどる論文。たしかにメディアにおける韓流のイメージは不安定でもあるが、その中で著者は日本の中高年女性たちの一貫した支持を見出し、それは自分たちが失ってしまった文化へのノスタルジーであり、従来の韓国観とは全く異なるメディア上の文化でもあるという。そこが新鮮な発見だった。
キーワード1 韓流
キーワード2 冬のソナタ
キーワード3 メディア
キーワード4 中高年女性
キーワード5 日韓関係
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