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学科 | 社会学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | 日本ワインの可能性―国産ワインからの脱却と繁栄― |
内容 | 個性的で豊かな食文化を持つ我が国日本。「和食」が無形文化遺産に登録され、ますます その注目度は増すばかりである。私たちの食文化には「酒」は付き物であった。日本酒、焼 酎、泡盛、日本の個性が詰まったお酒が代表的であったが、実は美味しいワインが日本でも 造られているのだ。北は北海道、南は宮崎まで個性的な日本ワインが今密かなブームである。 日本の気候に適したぶどう品種を駆使し、様々なノウハウを巧みに駆使し、今や世界でも金 賞を取るに至った日本ワイン。この論文では、この日本ワイン、特に信州の長野県のワイン にスポットライトを当てて、これまで歩んできた道筋やこれからの発展に注目し、日本ワイ ンが持つ可能性を探っていく。私たちが持つ素晴らしい食文化を新しい「日本ワイン」とい うフィルターを通して考えるだけでなく、ツーリズムなどと絡めながらいかにそれを発信繁 栄させていくか、ということをテーマにこの論文を書き上げた。 |
講評 | 全国ソムリエコンクールの上位常連である著者による日本ワイン論。単に高品質なワインをいかに生産するかだけでなく、それが観光などと合わさることによって地域活性化につながる長野県におけるワイン特区の事例や障がい者を中心にしたワイナリーの事例など、社会学的な示唆に富む論文となった。この論文を読んで、評者もワインツーリズムへ誘われたことを告白する。 |
キーワード1 | 日本ワイン |
キーワード2 | 信州ワインバレー構想 |
キーワード3 | ワインツーリズム |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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