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学科 | 社会学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | 日系国際児「ハーフ」の本音―日本ハーフ会の調査を通じて― |
内容 | 自分はなに人か?現在日本には様々な民族的・文化的背景を持つ人々が暮らしている。このように国際的な人の交流が増えると、複数の民族的あるいは文化的ルーツを持つ「国 際児」も増えていくのは自然なことだ。だが少なくとも日本では、マジョリティ側の「国 際児」に対する認識が十分であるとは言えない。それぞれの「国際児」への固定観念、差 別、偏見がまだ多く存在しているのは問題だ。本稿は、日本の国際児をインタビューし、 その事例を取り上げ、それぞれの親の背景にある文化と日本社会の文化のはざまで、いか にアイデンティティを形成しているのか、また彼/彼女たち国際児の考え方、その過程と 特徴を当事者の語りを通して明らかにした。第一章では、「ハーフ」に関しての研究や情 報を説明する。第二章では、疑問や問題、そして調査の情報を説明する。第三章では、イ ンタビュー内容を明らかにする。第四章では、インタビューを分析しまとめている。 |
講評 | 自身がハーフであるハーフ論である。ハーフについては、アイデンティティの問題が指摘されるが、実際にハーフの人へのインタビューを重ねたこの論文を読むならば、アイデンティティも親から子供に伝えられる態度や、教育環境によって異なり変化することがわかる。他人と異なることをポジティヴにとらえる態度が重要であり、それは非ハーフの一般人にも同じことが言えるだろう。 |
キーワード1 | 国際児 |
キーワード2 | ハーフ |
キーワード3 | 固定観念 |
キーワード4 | アイデンティティ |
キーワード5 | 偏見 |
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