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学科 社会学科
年度 2015
ゼミ名 小林 久高
タイトル 日本におけるe-sportsの市場とこれからの展望
内容  筆者はゲームを、野球などのスポーツのように競技として楽しんでいる。こうしたデジタルゲームを競技としてとらえ楽しむことは、e-sportsと呼ばれ、海外では一千万円を超える賞金がかけられた大会が開催されている。しかし、日本ではe-sportsの存在すら認知されていないのが現状である。日本はデジタルゲーム産業が盛んであるのに、なぜe-sportsは発展していないのだろうか。このことを論じるのが本稿のテーマである。
 筆者のe-sports経験や、e-sportsのスポーツとしての特徴、海外e-sportsの発展過程などを考察し、日本での発展が妨げられた要因として、法律の問題や早熟すぎたデジタルゲーム産業などが浮かび上がった。また、ゲームに対する悪いイメージも日本には根強く存在している。これらの問題を解決し、日本でe-sportsを発展させていくには、ゲームメーカーやe-sportsファンが協力し、e-sports推進に向けた地道な取り組みをおこなう必要があるだろう。
講評 参与観察と文献をもとにした論文。きちんとした行儀のいい論文だが、もっと冒険して「文明論」的な考察をしてもよかったのでは。
キーワード1 e-sports
キーワード2 ゲーム
キーワード3 スポーツ
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