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学科 社会学科
年度 2015
ゼミ名 立木 茂雄
タイトル 市町村間における地震・津波防災対応力の比較 ―和歌山県の場合―
内容 日本は世界的に見ても地震大国である。中でも、現在懸念されているのが東海・南海・東南海による三連動地震、またその最悪のケースとして想定されているのが南海トラフ巨大地震である。過去の阪神淡路大震災や東日本大震災による教訓もあり、今や日本における防災対策は全国各市町村でかなり精力的に取り組まれているように思われる。しかしながら、その防災対策の達成度は市町村ごとによって進んでいる地域、遅れている地域があり、享受できる防災情報量も地域によってまばらであるのが現状である。
 そこで本調査は、全国的にも高い被害想定が出されている和歌山県の各市町村の地震・津波防災対応力を調査するものである。質問紙調査を通して各市町村の地震・津波防災対応力を数値化し、今一度現状を顧みようというのが一つの目的である。そしてまた、その市町村間の地震・津波防災力の程度の差には、何が関与しているのかを明らかにすることがもう一つの目的であり、今後の防災対策を見直す上での一助になれば幸いである。
講評 国連の防災対策評価尺度を和歌山県内の全30自治体に送付し20市町村から返送された結果をもとに、防災対策の充実度が想定震度と津波災害への懸念と関連することを実証しました。
4月からは地元自治体職員としてこの結果を活かして欲しいと思います。
キーワード1 地震
キーワード2 津波
キーワード3 地域防災力
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