| 詳細 | |
|---|---|
| 学科 | 社会学科 |
| 年度 | 2015 |
| ゼミ名 | 尾嶋 史章 |
| タイトル | アニメ聖地巡礼のオーセンティシティ『～いなり、こんこん、恋いろは。を事例に～』 |
| 内容 | アニメのファンがその作品の舞台・モデルとなった土地を訪れることを聖地巡礼という。近年ではアニメ聖地巡礼は新しいツーリズムとしても注目されている。本稿では、アニメ聖地巡礼を観光社会学のオーセンティシティ論と結び付けられるかどうか考察した。 観光社会学の古典ともいわれるブーアスティンを含め、マッカネル、ボードリヤール、アーリ、コーエンの論を中心に観光社会学におけるオーセンティシティ論の変遷をまとめた。そののちアニメ聖地巡礼を含む、コンテンツ・ツーリズムという新たな観光分野について先行研究を中心に記述した。さらに、アニメ聖地巡礼における聖地について、『いなり、こんこん、恋いろは。』というアニメを事例に、どうしてファンは聖地に行くのか、アニメ聖地で聖地巡礼者は何をしているのか、アニメ聖地にオーセンティシティはあるのか、観光社会学の理論を含め、アニメ聖地にオーセンティシティ論は通用するのか、といったことについて考察をした。 |
| 講評 | オーセンティシティに関して、多様な議論を紹介しているが、事例として取り上げた『いなり、こんこん、恋いろは。』が、なぜコーエンのいうオーセンティシティ概念に適合するのかを議論すれば、前半と後半が接続して論文としての完成度が上がったと考えられる。 |
| キーワード１ | 観光社会学 |
| キーワード２ | アニメ聖地巡礼 |
| キーワード３ | オーセンティシティ |
| キーワード４ | |
| キーワード５ | |
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