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学科 | 社会学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 杉本 久未子 |
タイトル | スラム街と宗教の関係性 -釜ヶ崎を事例としながら- |
内容 | 私の卒業論文のテーマは「スラム街と宗教の関係性-釜ヶ崎を事例としながら-」である。大阪府西成区に釜ヶ崎という日本一のスラム街と呼ばれる地区がある。一度ゼミのフィールドワークで釜ヶ崎を訪れた時、私はそこに数多くの宗教団体が点在しているということを発見した。私は何故それらが存在し、それらの釜ヶ崎での役割を知りたいと思い、このテーマとした。この論文を書くにあたって、私は釜ヶ崎に拠点を置く二つの教会に対し参与観察を一ヶ月ほど行った。またホームレスたちと同じ動作を行うことによって彼らの教会内での態度・振る舞いを調査した。またそれぞれの教会関係者にインタビューを行い、彼らの釜ヶ崎での役割を聞き出した。それを最近の釜ヶ崎の情勢、過去に提唱された宗教定義、また宗教概念と照らしあわせて吟味し、精査した。その結果、今までのあらゆるスラム街と宗教についての先行研究にはなかった、私なりの新しい解釈・課題を発見した。 |
講評 | 「スラム街と宗教の関係性‐釜ヶ崎を事例としながら‐」では、布教型キリスト教会の活動をめぐる状況を、参与観察、インタビュー調査した。形成されるホームレスとの相互関係を「道徳的共同社会」に通じるものとして説明すると同時に、両者の関係がホームレスからの実質的な脱却を阻害しているのではないかと指摘する。 |
キーワード1 | 釜ヶ崎 |
キーワード2 | スラム街 |
キーワード3 | 宗教 |
キーワード4 | ホームレス |
キーワード5 | |
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