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学科 社会学科
年度 2015
ゼミ名 杉本 久未子
タイトル FIFA日韓ワールドカップが地域にもたらす影響について ―各国代表のキャンプ地に焦点を当てて―
内容  この論文は、2002年日韓ワールドカップにより、キャンプ地にどのような影響が及ぼされたのか研究したものである。日韓大会は、ワールドカップという国際的なスポーツイベントでの交流の輪が世界の隅々にまで拡がっていくことを印象づけた大会であったためである。その中で、この論文は、三重県伊賀市(上野市)と大分県佐伯市の2つの市に絞って調査したものである。
 地域活性化のために大切なことは地域が一体となり、地域活性化への取り組みを継続し続けることである。自治体から、住んでいる地域住民全てが当事者として町を盛り上げるという意識を持ち、継続して地域全体を巻き込む行動をとることが重要である。
 あくまでサッカーと地域活性化を関連づけて考察した結果、伊賀市は地域としてサッカークラブを中心に活性化している。しかし、佐伯市に関しては、サッカー以外の活動では地域に貢献している可能性も十分あるが、サッカーを通じては、地域との関係性が希薄であるというのが筆者の結論である。
講評 「FIFA日韓ワールドカップが地域にもたらす影響について-各国代表のキャンプ地に焦点を当てて‐」は、サッカーによる地域活性化を2002年日韓大会のキャンプ地の現在から評価したものである。大分県佐伯市と三重県伊賀市という同規模の地方都市の比較から日常的な住民のサッカーとのかかわりに大きな差がでていることを明らかにした。
キーワード1 ワールドカップ
キーワード2 伊賀市(上野市)
キーワード3 佐伯市
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