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学科 | 社会学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 杉本 久未子 |
タイトル | 地域スポーツの可能性 ~バンビシャス奈良を例に用いて~ |
内容 | 近年の社会や生活環境の変化、さらにはマスメディアの発達や情報手段の発展などを背景に、スポーツの意義や目的も多様化している。スポーツイベント開催による効果を大きく「経済的効果」と「社会的効果」の二つに分けることができる。本研究ではスポーツによる社会的効果について調査した。 私自身、奈良に住んでおり、2013年に創設した県内初のプロスポーツチームである、バンビシャス奈良について調査することにし、バンビシャス奈良のホームゲーム観戦者を研究対象としてアンケート調査を行い、バンビシャス奈良に対する観戦者の愛着と、ホームタウンへの地域愛着との関係を明らかにすることを目的とした。 分析の結果、次のことが明らかになった。バンビシャス奈良の観戦回数と、奈良という地域への愛着には関係がない。バンビシャス奈良のファンクラブ会員は奈良という地域への愛着が強い。チームへの愛着が強い人ほど、奈良という地域への愛着が強い。 |
講評 | 「地域スポーツの可能性~バンビシャス奈良を例に用いて~」はアンケートから地域への愛着とプロスポーツチームへの愛着とのかかわりを分析した。観戦回数には奈良への愛着と手段的満足度という2つの要素が関係しており、奈良への愛着が強い人ほどチームを奈良のシンボルとして認め、現状に満足していないという指摘が興味深い。 |
キーワード1 | バンビシャス奈良 |
キーワード2 | 地域愛着 |
キーワード3 | チームへの愛着 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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