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学科 社会学科
年度 2015
ゼミ名 杉本 久未子
タイトル 地域活性につながるB級グルメとは
内容  近年日本ではB級グルメが注目されており、地域活性やまちづくりのキーワードの一つに使っている地域が多くある。宇都宮市(宇都宮餃子)、富士宮市(富士宮焼きそば)のように市民に根づき、全国的にも認知度が高くそれを目当てにくる観光客も多い、言わばB級グルメが成功している地域もあれば、地域活性につながるには不十分である地域もある。
 本論文では明石市と横須賀市を調査し、両市の特徴を把握した上で、各地域グルメである明石焼、横須賀海軍カレー、ヨコスカネイビーバーガーが地域の再生や活性に影響をもたらしているのか、またB級グルメがその地域のブランドとして確立するには何が必要なのかをフィールド調査、インタビュー調査を用いて考察している。
 明石焼は伝統産業を活かして生み出され、三者体制の連携活動により明石市の地域活性に大きく貢献している。一方で横須賀市は2つの地域グルメを持っているものの、食べる場や機会が身近にないことから市民の支持を受けられていない。地域ブランドとして確立するには活動主体を見直し、地域との結びつきを強化する必要があると考えられる。
講評 「地域活性化につながるB級グルメとは」は、B級グルメが地域活性化と結びつく要件を、明石市(明石焼)と横須賀市(海軍カレー・ネイビーバーガー)での現地調査から丁寧に比較検討した。地域に根差す必要性を、活動主体の広がりだけでなく、スローフードの視点からも指摘しているのがよい。
キーワード1 市民の誇り
キーワード2 活動主体
キーワード3 スローフード
キーワード4  
キーワード5  
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