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学科 | 社会学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 杉本 久未子 |
タイトル | 現代における定住外国人の在り方 ‐岐阜県美濃加茂市のブラジル人を中心にして- |
内容 | 本研究では美濃加茂市の定住外国人を取り巻く現状についてまとめた。まず定住外国人の歴史やそれに伴う一般的な問題について取りまとめた。次に定住外国人のコミニティがうまく機能しており、現地住民に対して溶け込んでいるとみられる西尾市の例を先行研究として取り上げた。そこでは県営住宅が定住外国人と現地住民とをつなぐ架け橋となっており、定住外国人が役員として活動している実態があった。本章では調査対象である美濃加茂市の歴史、人口について触れたのち定住外国人についての政策について記述した。そして二つの自治体の違いを公共住宅の面から明らかにした。また筆者自身のフィールドワークの結果をもとに、未熟なりに今後の行政、コミニティについて述べた。結論として美濃加茂市でも定住外国人だけのコミニティではなく現地住民、定住外国人行政が三位一体となっての活動を心掛け定住外国人に対する「負のレッテル」を払拭していかなければならいとまとめた。 |
講評 | 「現代における定住外国人の在り方‐岐阜県美濃加茂市のブラジル人を中心にして‐」は、多文化共生のポイントとして、ブラジル人を自治会メンバーとして積極的に受け入れ活動させていく先行事例を示す。そして美濃加茂市については、自治体の共生政策にもかかわらず、過度なラベリング、負のイメージの付与が残存する地域社会の仕組みを問題とした。 |
キーワード1 | 美濃加茂市 |
キーワード2 | 定住外国人 |
キーワード3 | 自治体とコミニティ |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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