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学科 社会福祉学科
年度 2015
ゼミ名 上野谷 加代子
タイトル 非行少年と家族支援
内容 昨今,少年の非行の低年齢化,凶悪化が問題となっている.しかしながら,統計データを見てみると減少傾向にある.この非行の背景に焦点を当ててみると,少年の家庭や家庭環境の中にこそ,親の子どもへの無関心や過干渉等の問題があると言われている.また,少年の非行を予防するためには,家庭に対して,専門家と親,または親と親が連携したり,相談しあえるような環境づくり等の支援が有効ではないかと考えられる.本研究では非行少年と家庭の関係性について文献研究で明らかにし,非行の予防となる少年と家庭に対する支援について自分の実習経験も交えて考察していく.第一章では,現代の少年による非行について,第二章では非行少年と家庭背景の関係性について,第三章では非行少年と家族支援について論じていく.
講評 本論文は、少年非行の低年齢化,凶悪化が問題となっているなかで、この非行の背景に焦点を当て、論述している。とくに少年の家庭や家庭環境の中にこそその原因があると考え,親の子どもへの無関心や過干渉等の問題について、データを駆使して説明している。  また,少年の非行を予防するためには,家庭に対して,専門家と親,または親と親が連携し、相談しあえるような環境づくり等の支援が有効ではないかと論考している。本研究では非行少年と家庭の関係性について文献研究で明らかにし,非行の予防となる少年と家庭に対する支援についての実習経験も交えて考察している。
実習経験をふまえてのリアリティのある論述であり、説得力がある。良い論文である。
キーワード1 非行
キーワード2 少年
キーワード3 家庭
キーワード4 予防
キーワード5  
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