詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 障害者と大衆メディア-明治~戦前の障害者に対する新聞記事、文学作品を紐解いて- |
内容 | 近年「“障害”をどう表現するのが適切なのか。“障がい”か“障碍”か?」といった議論に代表されるように、メディアにおいても障害者の権利を鑑みた報道が行われるようになった。ではメディアや文学が、今のように障害者を身近な存在だと考えるようになったのはいつからだろうか?日本の近代化と共に市民やメディアの障害者に対する意識や接し方、表現はどのように変化していったのだろうか?この疑問の中でも先行研究が殆ど見られない”戦前”に的を絞った上で、日本の障害者の歴史、或はそれらを取り上げた新聞や、各時代を代表する文学作品を元に考察する。 研究対象として戦前における日本の障害者の歴史、障害者を扱った当時の文学、障害者を扱った新聞記事を選定し、年表方式でまとめたうえで障害者に対する世間の意識が明治維新から戦前の間でどう変化したか、どの程度話題になっていたかを調査した。また過去の事例からヒントを得た上で、障害者とマスメディア報道の関係性について提言を行った。 |
講評 | 最近の卒業論文では珍しい「歴史研究」であり、メディアでは読売新聞のデータベースで障害者に関わる記事、文学ではそれぞれの時期で障害者を扱うもしくは障害者が登場する作品を分析している本格的な論文である。 |
キーワード1 | 障害者 |
キーワード2 | 新聞 |
キーワード3 | 文学 |
キーワード4 | 戦前 |
キーワード5 | |
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