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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 知的障害者の自立のための家族支援と家族づくりのための本人支援 |
内容 | 知的障害者家族は、内部および外部からの刺激により、様々な葛藤を経験する。特に、知的障害のある家族が成人期を迎え、「自立」という課題に対峙していく時、本人とその家族の間に自立を阻む葛藤が生まれる。しかし、この葛藤を乗り越えなくては、「親亡き後」知的障害者の生活の幅が狭められる危険性がある。知的障害者の主体性を重んじた自立生活支援を展開していく必要がある。 本論文では、「知的障害者と親」、「知的障害者ときょうだい」のそれぞれの関係に着目し、自立を阻む葛藤とそれに対する支援策について考察した。また、知的障害者が地域での自立生活を営むとき、その様式がグループホームでの暮らしに限られやすいことにも問題意識を持ち、新たな選択肢として結婚生活を挙げ、必要な支援について考察している。 |
講評 | 知的障害者を取り巻く家族状況、家族との関係を考察し、新しい家族支援のあり方を検討した論文である。「新たな選択肢」としての結婚生活に注目した点がユニークである。 |
キーワード1 | 知的障害者 |
キーワード2 | 家族支援 |
キーワード3 | 自立を阻む葛藤 |
キーワード4 | 結婚支援 |
キーワード5 | |
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