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学科 社会福祉学科
年度 2015
ゼミ名 木原 活信
タイトル 軽度発達障害児への特別支援教育の在り方 -地域から発信するインクルーシブ教育-
内容 2006年の学校教育法の一部改正に伴い, これまで特別な配慮がなされてこなかった通常学級に在籍する発達障害児に対しての総合的な特別支援教育の体制が確立していくこととなった。しかし公立小・中学校の通常学級において発達障害の疑いがある児童生徒の数が増加していること, 障害に対する理解の不十分から自信の喪失・偏見の目で見られる等悪循環の問題も起こっていることから, 個々のニーズに沿った多様な問題を解決するためにも支援方法の幅を広げなければならない。
近年障害の有無に関わらずに同じ場所で教育を受け, その中で特別な支援を施すインクルーシブ教育を推進する動きがあるが, 制度面からみても柔軟な対応ができているとは言いがたい。そのため教室・学校外での支援の体制を作る必要があると結論付けた。
講評 近年日本の学校では, 障害の有無に関わらずに同じ場所で教育を受け, その中で特別な支援を施すインクルーシブ教育を推進する動きがあるが, その制度面からみても柔軟な対応ができていないことが問題としている。そのため個々のニーズに沿った多様な問題を解決するために制度の個別化, 柔軟さなど支援方法の幅を広げなければならないこと, 教室・学校外での支援の体制を作る必要があると結論づけている。
発達障害にかんして強い問題意識をもとに, 一貫して, 学校でのインクルーシブ教育に関心を持ち続けた結果として, 力作を書き上げた。問題意識が鮮明であったことが論理展開のうえで一貫性につながったと思う。これからも地元に帰ってしっかりとがんばってほしい。
キーワード1 発達障害
キーワード2 特別支援教育
キーワード3 インクルーシブ教育
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