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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | ギャンブル依存からの脱却 -自分と向き合い自律した生活を送るために- |
内容 | 2014年、ギャンブル依存症の疑いがある人が、500万人を超えていることが明らかとなった。依存症になると、脳の機能が低下し、自分の意志ではギャンブルをやめられなくなる。ギャンブル依存は、ギャンブルに対するコントロールを失うこと、ギャンブルに巻き込まれている程度について自らを偽ること、家庭及び仕事の支障、損失を深追いすることを特徴としている。14年8月に厚生労働省研究班が出した調査結果によれば、現在ギャンブル依存症の疑いがあると判断される人は全国におおよそ536万人いると推計されている。これは成人全体に換算すると、驚くべきことに、国民の4.8%となる。 ギャンブルが身近にあり、またたくさんのギャンブルに触れる機会のあるわれわれにとって、自分を律し自分を見つめることは非常に重要なことである。本論文では、ギャンブル依存全般について文献を中心に研究を行い、また依存からの脱却のために認知行動療法が重要なヒントとなっていることを明らかにした。 |
講評 | (「ギャンブル依存からの脱却-自分と向き合い自律した生活を送るために-」)は、ギャンブルに依存する人々に焦点をあてたユニークな論文である。なぜギャンブルに依存することになるのかといった依存状態の現状や背景、また治療について論じられている。回復のためには家族や周囲の支援が欠かせないということが納得できる。 |
キーワード1 | ギャンブル依存 |
キーワード2 | 自律 |
キーワード3 | 認知行動療法 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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