詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 小山 隆 |
タイトル | スクールソーシャルワーカーの必要性 |
内容 | 社会環境が激しく変化している今, 子どもたちには様々な問題がもたらされている. それらの問題の解決を図るには, 子どもの生活の場である学校を通して行うのが最適であろう. しかし, 教職員だけで問題解決にあたるには, 教員の多忙さや精神的負担, さらには子どもの変容だけでは解決できないような問題の複雑化など, 様々な側面で限界がある. そこで, 子どもと環境との相互作用から適合状態をつくり出していく「スクールソーシャルワーカー」の存在が必要であると考えた. 本論文では, 子どもを取り巻く問題や, 教職員の現状を明らかにした上で, スクールソーシャルワーカーについて取り上げた. 実践事例をもとに, スクールソーシャルワーカーの専門性を読み解き, その必要性を明らかにしている. |
講評 | 学校におけるいじめや家庭での虐待。それらの結果としての不登校。学校の教員だけでは解決しきれない問題について、スクールソーシャルワーカーが関与することで解決に向かうことができる可能性について論じた論文でした。本論文の特徴として(いささか異例ではありますが)実践事例を幾つも取り上げ考察を加えていることがあげられます。いずれの事例も、教師でもカウンセラーでもないソーシャルワーカーがなしうる支援が成果を上げたものとして注目できるものでしょう。 |
キーワード1 | スクールソーシャルワーカー |
キーワード2 | 専門性 |
キーワード3 | 子どもの最善の利益 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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